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高校講座 文芸部 小泉八雲の文学とその背景5 知られぬ日本の面影③ 出雲大社訪問と神道の理解

アイルランド人の父とギリシャ人の母との間に生まれたラフカディオ・ハーン(1850-1904)。19歳でヨーロッパを離れてアメリカへ渡り、ジャーナリストとして活動した後、39歳で日本の土を踏み、松江・熊本・神戸・東京と移り住みました。1896年に日本に帰化し小泉八雲と名乗ります。地球半周を優にこえる人生旅行で得た体験と知識は、その独特なオープン・マインドな精神性と多面性を醸成しました。

明治維新から150年となる今年、八雲の代表作『知られぬ日本の面影』(ルポルタージュ紀行文)と『怪談』(再話文学)などを通して、作家小泉八雲が五感でとらえた明治日本の姿を浮き彫りにしていきます。さらに、彼の文学が後世の人々に与えた影響や、現代にも活かされている業績とそこに流れている精神性の魅力に迫っていきます。

講師は、小泉八雲のひ孫にあたる小泉凡さんです。ひ孫ならではの小泉八雲像に迫っていきます。

 

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